モダンダンスと同様、身体表現は気分や感覚、考えなどを表現するジェスチャーや動作により身体を動かすことであり、子供の発達や日常生活に活かされます。
目標
全般的なねらい
身体表現とモダンダンスを通して、コミュニケーション能力、参加能力、少年少女の協調能力を強化し、年少、年中のこどもの総合的な発達を促します。
具体的ねらい
少年、少女それぞれが自分自身の身体と行動の可能性を認識し、アイデンティティと自律性を獲得できるようにします。
自分の身体を肯定し、自分に自信を持てるようにします。
空間、時間、強弱、リズム、協調性、平衡感覚などを使い、子どもたちが個人またはグループで感情やアイデアを表現できるようにします。
目標に到達するために
この活動は6歳から11歳のこどもが参加でき、身体表現とモダンダンスの教育単元を、3つのセッション(身体の認識 - 伝える身体 - 創造する身体)に分けて展開する予定です。授業は1時間で、以下のように構成されています:
始めのセッション:子供たちは授業の準備をし、ゲームなどをしながらウォーミングアップをします。
中心となる部分の セッション:定められた目標を達成するための具体的な活動を行います。
終わりのセッション:評価とフィードバックを行います。
本単元の実施は、体育の授業や身体表現の傾向(身体を使った伝達、表現の仕方やコミュニケーション)による影響も受けていきます。また、様々な指導スタイル(直接指導—課題指導—発見指導)を用いて行います。
そのため、技術的な進捗だけではなく、社会情緒的能力も考慮した継続的な評価が行われます。
授業構成
始まり
セッション1
自覚する
子供用のボディセグメンテーションゲーム
セッション2
伝える身体
ウォーミングアップゲーム
ミニエアロビクス
セッション3
創作する身体
リズミカルな動作
ダンス
中心となる授業
セッション1
自覚
ボディセグメンテーション、身体の位置、姿勢の認識、セグメントした動きの可能性
セッション2
伝える身体
ジェスチャー
姿勢
身体を使ったコミュニケーション
セッション3
創作する身体
身体を生かしたストーリー作り
ファイナル
呼吸法
ストレッチ
リラクゼーション
瞑想
設備・道具
鏡のあるダンスができる部屋
マット
音楽
その他各種
生徒の服装
ボディダンスは、生徒が十分に動け、快適であると同時に両手両足が容易に確認できる服装で行います。
裸足もしくはバレエシューズで参加できます。
カレンダーと費用、交通
お申し込みは、アクティビティスケジュールを参照の上、時間帯を選択し、オンライン申込書に必要事項をご記入ください。可能な限り迅速に返信させていただきます。
注:日本人、フランス人、外国人家庭を対象とした日本の奨学金制度(月額37,000円~97,000円)は、EIFJまたは他の日本人学校、外国人学校に在籍する3歳から6歳(年少から小学校1年まで)の児童を対象とし、学童保育、ホリデースクール、断続的な授業、通常の学校プログラムを対象としています。詳しくは学校奨学金のページをご覧ください。
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